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コンプライアンス

  1. かまぼん 2011/11/12(土) 00:30:18

    声明

     私は一昨日、11月9日、読売新聞社の主筆であり、読売巨人軍の取締役会長である渡辺恒雄氏から、「巨人軍の一軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎郁ヘッドコーチは降格させる。江川氏との交渉も始めている」と言われました。

     既に、桃井恒和オーナー兼代表取締役社長や原監督と協議して、ヘッドコーチは岡崎氏と内定しており、その旨を岡崎氏や監督に伝え、オーナーが決定した年俸で今日11日に契約書を取り交わすことになっていました。ご本人やチーム首脳もそのつもりで、宮崎で秋季キャンプに入っていたにも関わらず、渡辺氏はそれを覆し、江川氏をヘッドコーチにするというのです。

     江川氏は私も尊敬する優れた野球人です。しかし、私と桃井オーナーは10月20日に読売新聞本社の渡辺会長を訪れ、岡崎氏がヘッドコーチに留任することを含む、コーチ人事の内容と構想、今後の補強課題を記載した書類を持参して報告し、渡辺氏の了承も得ていたのです。にもかかわらず、渡辺氏は11月4日夜、記者団に「俺は何も報告聞いていない。俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくるというのは、そんなことありうるのかね。俺は知らん。責任持たんよ。」という発言をされています。

     しかし、それは全く事実に反することです。もし、私と桃井オーナーが書類を持参して報告したことに対し、自分が了承したことを全く忘れておられるということなら、渡辺氏は任に堪えないということにもなりかねません。忘れておられていないというのならば、渡辺氏は自分も報告を受けて了承し内定し、さらに一人ひとりの意思も確認され、契約書締結にも着手されていた人事を、オーナー兼代表取締役社長を飛び越えて、鶴の一声で覆したことになります。コーチたちにはプライドもあり、生活もかかっているのです。

     これはプロ野球界におけるオーナーやGM制度をないがしろにするだけでなく、内示を受けたコーチや彼らの指導を受ける選手を裏切り、ひいてはファンをも裏切る暴挙ではないでしょうか。ことは、コーチや選手との信頼関係を基盤とする球団経営の原則、プロ野球界のルールに関わることです。それが守られないのでは、球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにした、と言われかねません。

     巨人軍も読売新聞グループの一員であることは十分承知しているからこそ、渡辺氏に丁寧に報告をし、意見を伺ってきましたが、巨人軍は子会社といえども独立した会社でもあります。渡辺氏が酔ったうえで「俺に報告なしに、勝手にコーチの人事をいじくっている」と事実に反する発言を記者団にすることは経営者としても許されないことです。

     一方、11月7日、桃井オーナーは渡辺氏から次のような内示を受けています。桃井オーナー兼代表取締役社長をオーナーから外し、清武は「専務取締役球団代表・オーナー代行・GM兼編成本部長」から「専務取締役球団代表・オーナー代行兼総務本部長コンプライアンス担当」とする。「常務取締役総務本部長コンプライアンス担当」の原沢敦を、「常務取締役GM兼編成本部長」とする、などという内容です。

     さらに、私は11月9日、直接渡辺氏から「一、二年後に君を社長にする。今後君の定年は68歳まで延びる可能性もある。全てのことを受け入れて、専務、球団代表・オーナー代行として仕事を続けてくれ。」と要請されました。

     野球は人々に夢や希望を与えてくれる国民的スポーツです。中でも巨人は日本のプロ野球界でも最も歴史のあるチームであり、とりわけ責任の重い球団でもあります。巨人軍の代表取締役でもない取締役会長である渡辺氏が、その一存で代表取締役社長である桃井氏からオーナー職を突然、剥奪するというのは、多くのファンを集める伝統球団の名誉を貶(おとし)めるだけでなく、会社の内部統制、コンプライアンスに大きく反する行為であると思います。

     また、私は「総務本部長コンプライアンス担当」であるにも関わらず、GM編成本部長の権限である、補強、とりわけFA交渉と外国人選手獲得を直接担当しろ、との指示も、渡辺氏から受けています。それならばなぜ、FA交渉や外国人獲得交渉が目前に迫ったこの時期に、混乱を招く人事を内示するのでしょうか。

     私は読売新聞記者から巨人軍に入団しました。渡辺氏が巨人軍オーナーを退くに至った不祥事の直後に立て直しを期待され、7年間、巨人軍のため、プロ野球のため、まっとうな経営をやらねばならぬとの信念で、一生懸命取り組んできました。必要なことは、監督、コーチ、選手、スタッフらと相談し、桃井オーナー、渡辺氏にも報告、相談し、了解を得てことを進めてきました。

     巨人軍GM編成本部長の仕事は、巨人が闘う人的物的環境を整え、また新たな思想のもとで、常勝の巨人軍の実現に貢献することだと思い定め、補強一辺倒の強化策からの脱皮をはかって来ました。育成制度や選手錬成システムを充実させて若者の力を生かしながら、補強とのバランスをとった、永続的なチーム整備に力を尽くしてきました。

     全ての会社にそれが求められるように、読売巨人軍にも内部統制と健全な企業体質、つまりコンプライアンスが要求されると思います。それを破るのが、渡辺氏のような最高権力者であっては断じてならないのではないでしょうか。大王製紙やオリンパスのように、企業の権力者が会社の内部統制やコンプライアンスを破ることはあってはならないことです。私は11月9日に渡辺氏とお会いした際、これらのことにつき翻意を求めましたが、聞き入れられませんでした。そこでやむなく本日の会見に至ったものです。

     私は、ジャイアンツというチームにも、読売巨人軍という会社、そして私を育ててくれた読売新聞社にも深い愛着があります。選手、コーチ、監督を心から敬愛しています。そして、何よりも多くのファンの方々を愛しています。私には彼らを裏切ることはできません。不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為を許すことはできません。

     これからどのような立場になろうとも、巨人軍、プロ野球界、プロ野球ファンの皆様に寄り添う存在でありたいと願っています。

    2011年11月11日

    読売巨人軍 清武英利[毎日jp]


     プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー=GM=(61)は11日、文部科学省で会見し、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)=読売新聞グループ本社会長・主筆=が球団人事に不当に介入したとする内部告発の声明を発表した。渡辺会長に是正を求め、対応次第では法的措置も検討するという。プロ野球の球団幹部が、公の場で内部批判を行うのは極めて異例。

     清武代表によると、10月20日に岡崎郁(かおる)1軍ヘッドコーチの留任を含む来季のチーム人事などを内定し、桃井恒和オーナー兼球団社長(64)とともに渡辺会長に報告。了承を得たにもかかわらず、渡辺会長は報道陣に「俺は何も報告を受けていない」と話したほか、今月9日には「1軍ヘッドは江川卓氏(巨人OB、野球解説者)とし、岡崎コーチは降格。江川氏と交渉も始めている」と告げられたという。さらに今月7日には桃井オーナーのオーナー職を解くなどの人事も渡辺会長から内示されたとした。

     清武代表は「オーナーを飛び越えて鶴の一声で(人事を)覆した。球団はいったい誰の物なのか」と批判。大王製紙やオリンパスの例も挙げ、組織上はオーナーでもなく代表権もない渡辺会長が一方的に人事を指示したことを「コンプライアンス(法令順守)に反する」とした。渡辺会長には何度も翻意を求めたが、聞き入れられなかったという。

     この日の会見は、巨人とは関係なく、清武代表個人が設定した。文科省がプロ野球の所管官庁であることから、会見場所に選んだという。時折涙も浮かべながら会見した清武代表は、自らの進退について「正しい道に戻したい。おかしなことがあれば言うのが役員の務めなので、自ら辞めるつもりはない」と辞任の考えはないことを示した。【立松敏幸】[毎日jp]


    一言。何を今更。


    大正力、亨ちゃん、務台さん、ツネ様。


    みーんな、ツルの一声で事を成してきた人。それが巨人の伝統。読売の総意。
    たかが人事一つで今更コンプライアンスだと言うなら、巨人を辞めた方が良い。
    良くも悪くも、そういうところなのだから。


    確かに、企業としてみればおかしな事なのかもしれない。
    ただ、伝統ある社会では一般的な常識の通用しない部分も多々あるのも確か。
    そして読売に居たのなら、それは十分に承知していたはず。
    多少力を付けたからといって、そう簡単に覆せるものではない。


    だから博打に出たのかも知れんけど、まぁ「加藤の乱」にもならん感じだねぇ。
    だってももーい桃井がこんな感じだし。

     プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー=GM=(61)は11日、文部科学省で会見し、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)=読売新聞グループ本社会長・主筆=が球団人事に不当に介入したとする内部告発の声明を発表した。

     清武代表の告発を受け、巨人は桃井オーナー兼球団社長が東京都内の球団事務所で会見し、「(球団人事は)鶴の一声で渡辺会長が決めたことではない」と、清武代表の見解を否定した。

     桃井オーナーはコーチ人事などに関し、10月20日に渡辺会長の了承を得たことは認めつつも、「(その後)クライマックスシリーズで敗れ、見直しが必要という判断だったと思う」と説明。自身のオーナー職を解く案についても「2年連続で優勝を逃し、私もけじめをつけないといけない」と話した。また、「渡辺会長は親会社のトップ。(清武代表の言う)平の取締役とは違う」と反論した。

     清武代表が会見を行うことは球団の誰も知らなかったといい、「驚くと同時に残念。それこそ球団の内部統制(の観点)から、とんでもない話」と批判した。会見後に球団に戻った清武代表には「独断で開いた会見はかばうことはできない」と伝えたというが、今後の処遇に関しては「球団や(読売)新聞社の取締役会で協議する。今の仕事は当面、やってもらう」と述べるにとどめた。

     一方、渡辺会長はこの日、報道陣の前に姿を現さなかった。読売新聞の広報も「対応する予定はない」とし、コメントなども発表されなかった。【立松敏幸】[毎日jp]


    コンプライアンスをコンプライアンスで返されちゃったwww


    まぁ、“法”なんて話からすれば、どちらも関係ないんじゃないかと個人的には思うけど。
    内紛というか、巨人特有の“慣習”に異議を唱えただけというか。


    ま、慣習は法とは関係ないわね。
    そういえば指名前の挨拶とかも慣習だね。あ、これは今、関係ないかw




    でさぁ、結局のところ、決定権はツネ様にあるんでしょ?
    だって人事権に関して了承を得に行ってるんだし。


    「こうなりました」


    って報告じゃなく、


    「こうしたいのですが」


    というお伺いを立てた訳で。
    これが本当に決定権を持っているのなら、


    「こうなりましたので」「うむ」


    で済んでいたはず。



    例えば堤義明などは、根本さんに対して当初から


    「こうしたいのですが」


    「私に聞かれても困る。君に任せたのだから、君が考えた通りにしなさい」


    となったという。
    これが決定権を持つという事だと思う。
    いつぞやの「やりたければどうぞ」発言も、つまりは「私に決定権は無いよ」という事でもあったのではないかと。



    そう考えると、結局は巨人にとってのGMだの人事権だのなんてのにそこまでの権限は最初から無かったのでは?
    それを勘違いしちゃって、「俺はここまで力を付けた」と舞い上がっちゃったんじゃないかと。
    事の流れを見るに、その程度の話なんじゃないかなぁ、って思ってしまう。



    話を聞いた最初はね、亨ちゃん→ツネ様の流れを思い出して「ああ、因果応報だなぁ」なんて思ったものだけど。
    でもよくよく見ているとなんかそうはなりそうもないな、と。
    少なくとも桃井が援護射撃をするくらいじゃないとその流れにはならんよね。
    というか、桃井がツネ様に擦り寄った事で事は終了しそう。
    下手すると今日一日で事が終わる。というか既に終わった???



    まぁ、この程度の事なら終わっても構わん。
    明日から日本シリーズなんだし、そんな(巨人という特殊な社会の中では)些細な事でかき乱されても困る。
    あとは内輪で勝手にやってくれ、と。
    ツネ様を失脚させたいならもう少し組織で動いて上手くやってくれよ、と。



    清武は好き嫌いは別にして有能だと思っていただけに、この不手際はちょっと拍子抜け。
    喧嘩を売る割には武器が少な過ぎ。
    相手は巨人の伝統というか、読売の歴史、慣習だぜ?
    もうちょっと上手にやろうよ。清武さん。





    ってかさ、清武って、つくづくサラリーマンなんだねぇ…
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  2. 虹色仮面 ◆- : 2011/11/12(土) 13:54:57 URL 編集

    コンプライアンスってなんだろう?読売(巨人)には似つかわしくないよ。傲慢を続けてきた会社なのに。清武代表も手詰まりになって、あんな行動に出たのかも。あと会見で泣いちゃダメだよ。喧嘩売るなら脅すくらいやらないと。なんとなくマヌケな感じがしたね。

  3. 快傑ドロップ ◆POQ5NLzM : 2011/11/12(土) 22:58:23 URL 編集

    若大将と協力して、桑田さんを巨人から追い出したので、私はアンチ清武です。

    ……実際のところ、追い出し張本人はツネ様かも知れませんが(^_^;)

  4. おうし座丑年 ◆- : 2011/11/13(日) 12:57:18 URL 編集

    ごぶさたっす。

    久々にどかーんとお言葉来ましたね~
    これは面白い内輪もめですわ。
    ニヤニヤしながらスポーツ新聞読んでます。

  5. まる ◆IzdC/i82 : 2011/11/13(日) 18:57:49 URL 編集

    涙を流してファンを味方にしたかったんでしょうけど、開幕で世の野球ファンを敵に回したのは誰あろう当の本人だし、いまさら無理です。日本シリーズに被せてまでやる喧嘩ですか?記憶に残る2011年のシリーズの最初と最後で泥仕合。何より、コメント合戦を見た限りナベツネ一派のほうに分がありそうだし・・・ まあ、どっちにしても、巨人もここまで落ちたかって感じですね。

  6. かまぼん ◆povNUgTg : 2011/11/15(火) 00:22:12 URL 編集

    >虹色仮面さん

    そうですね、喧嘩売るなら泣いちゃダメですね。多分、脅せるくらいのネタはあるはずですし。
    うせやるなら、些細なネタじゃなく世間をあっと言わせるくらいのネタが欲しいです。

    >怪傑ドロップさん

    清武は、もし巨人ファンを続けていたら評価しただろうな、というチーム作りをしたとは思います。
    ちなみに桑田を出したのは、ピッツに入ったので問題なしですw

    >ねーやん

    ニヤニヤ見られる時間が欲しいです…

    >まるさん

    巨人に内部から喧嘩売るのは凄い事だと思いますが、今まで巨人の人間としてやってきた事が足を引っ張ってますね。
    これでファンを味方にする為には相当な実弾が必要そうです。
    やるからには、記憶に残るくらいの爪痕が欲しいですね。

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  1. かまぼんの視点 2011/11/12(土) 00:30:18
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