来年4月開幕予定のプロ野球関西独立リーグのドラフト会議で16日、神戸からの7位指名を受けた吉田えりさん(16)=神奈川・川崎北高2年=は次のように喜びを語った。
喜びの一言をお願いします
−−ご指名ありがとうございます。この場に来ることができ、すごくうれしい。(報道陣に)とても緊張しています。頭のなかが真っ白です。
指名されての感想は?
−−まだ実感がわかないです。とにかく驚きでびっくり。こんなチャンスはないと思っていたので、正直、今うれしいです。
女性としてプロ野球を目指そうとした理由は?
−−野球をやっているうえで、プロの選手は輝いていると思います。自分も野球で輝きたいと思いました。
トライアウトを受けたとき、女性なので無理だと思ったことはなかったか
−−レベルが高いところでやるのは初めてだったので、緊張したが、絶対抑えるぞ、という気持ちで頑張った。
指名されてこれからどのように頑張りたいか
−−実力はまだまだで、男の人についていけるかな、と思うがこれから身を引き締めて頑張りたい。
神戸の印象は?親元を離れることに不安はあるか
−−神戸は食べ物がおいしいという印象。今まで両親と暮らしてきたので最初は寂しいと思います。
ナックルボールの取得にはどれぐらいかかったか
−−横から投げたり、下から投げたり、自分で工夫して考えましたが、まだまだ未完成です。
(プロについて)誰かに相談したりはしたか
−−友達や学校の先生に相談した。『こういうチャンスはめったにない』と言ってくれる人がいた。
もちろん入団する?
−−両親と相談します。
チームの印象は?
−−社長さんも女性なので安心しています。
監督の印象は?
−−イケメンだなと思いました。
これから野球をやる女性の目標になると思うが、メッセージを。
−−自分がこんな環境の良い場所で野球をやるのはいいのかな、と思っていますが、あきらめず、頑張ることが大事だなと思いました。
あえて男性と一緒にプレーしようと思った理由は?
−−ナックルボールで男の人を打ち取りたいと思ったからです。
将来的にはNPBでプレーしたいと思うか
−−目標だと思っています。好きな球団は東北楽天ゴールデンイーグルス。
尊敬している選手は?
−−レッドソックスのウエークフィールド。
今までに野球をやめようと思ったことはあるか
−−3度くらい。違うスポーツをやろうと思ったこともありましたが、やっぱり野球が好きでやめられなかった。
周りからどう言われることが多いか
−−天然で、マイペース。[サンケイスポーツ]
ウェイクフィールド好きに悪い人はいない。
…多分w
正直な事を言えば、新規に立ち上がった関西独立リーグの客寄せパンダ的な面が多分に存在すると思う。
ただ、力がそれなりに無ければパンダにさえ辿り着けないのもまた事実。
ナックルという、投げられれば誰でも通用する可能性のある武器を備えてこそ、パンダにもなれるってもの。
片岡安祐美にしても、それだけの実力があってこそゴールデンゴールズのマスコット的な存在にも成りえている。
だからね、仮にそういう立場で扱われたとしても、それは必要なひとつの武器なんだから、チャンスと思ってどんどん出たら良い。
そして貰ったチャンスで、ナックルの力を見せ付ければ良い。実力として通用する武器を。
ストレートも他の変化球も要らない。フルタイムナックルボーラーとして、そのナックルだけを磨けば良い。
それこそが、上への近道だから。
まだ16歳。例え男でも多くの壁に当たるであろう、そしてもがき苦しむであろう年齢だ。
ほんの些細な事でも敏感になってしまうだろうし、体調管理だって男よりも難しいかもしれない。
着替えひとつ、扱われ方ひとつとっても気になる事、苦労する事は出てくるだろう。
それでも、諦めなければきっと道は開けてくる。
同じ様にナックルに夢を抱いた者として。その夢は、本人が諦めない限り応援したい。