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守備妨害

  1. かまぼん 2005/07/03(日) 04:01:08
     今日の巨人戦で元木が死球を食らった後に二塁へスライディングをした。

     別にこれだけを書けば何て事は無いのだが、TVのニュース曰く死球を受けて揉めた事に対する「気迫のスライディング」だったらしい。

     で、どんなもんかと思って見てみると…

     セカンドゴロの打球に対し、チーム一の鈍足(94年当時G米倉ブルペン捕手認定)・元木は5mほど手前でフォースアウト(笑)

     ショート松本は楽勝で二塁を踏み、十分にセンター寄りにステップを踏んで一塁へ送球。と、そこに「ずっと前に」アウトになったはずの元木がスライディング。松本は体制を崩し悪送球。

     …ただの守備妨害ちゃうん?(怒)

     確かに、送球を妨害するためのスライディングはある程度黙認されている。しかし、それは際どいタイミングで「ベースに向かって」スライディングする名目があって初めて通用するものである。今回の元木は十分手前でアウトになった上、3mは離れているであろう「松本に向かって」スライディングをした。スライディング終了時の場所もベースとはかけ離れている。こんなもん、妨害以外の何者でもない。

     元木は昔からそういうプレーが好きだし、よくやる。まぁ、足が遅いなりの知恵なのかもしれない。でも、これは上手くやる技術が必要だし、野手走者双方にとって怪我の可能性がある危険な行為であり、決して褒められるプレーでもない。

     それがなんで「気迫のスライディング」なんだ? 美化するのもいい加減にすれや、マスコミさんよ!

     間違いなく今回のプレーは守備妨害と言って良い。なんで審判が見逃したのか、山本浩二が抗議に行かなかったのか分からんが、「仕方ないプレー」で済ませられる範囲ではない。こういうのを見逃すから、調子に乗って何回もそんなプレーするんだよ。

     松本も明らかに自分に向かって来たんだったら顔にぶつけてやれば良かったのにね。当たっても自業自得な訳だし、それで乱闘になったところで悪いのは当たりに行った元木。謝る必要など一つもない。

     清原といい、元木といい、最近何か間違ってる。死球を食らうのは「避けるのが下手」なだけ。清原など避けもせずに怒ったりする。威嚇すればいいと思ってるところが情けない。

     死球なんて「恥」だよ、「恥」。そりゃあ避けられない死球はもちろんあるけど、死球を食らうなんてのは打者にとって恥でしかないの。インコースを簡単に攻められる、避けるのが下手、が重なる訳だから。

     踏み込んでるから避けられない? そういう選手もいるよね、確かに。イチローなんてその代表格かな? でも、イチローは結構避けてるよ。清原はそんなに踏み込んでる? むしろ開いて打ってるんでない? 元木なんかいつも逃げ腰じゃん。そんな言い訳通用しないよ。

     ま、とりあえずもう少し「まともな」プレーをして欲しいね。元木はセンスあるんだから。バット放り投げてエンドラン決めたり、あの足で二塁からツーランスクイズ決めたりするんだからさ。センスの無駄遣いする前に、レギュラー獲れるだけの「気迫」をプレーで見せて欲しいよ。

     あー、ホント才能がもったいないね。
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  2. behoimi ◆- : 2005/07/05(火) 00:48:06 URL 編集

    ごもっとも 自分も、ニュースでチラッとあのスライディングを見た時に、アレ?と思ってたんですよね。
    その番組では、リプレーもないし特にコメントもなかったんで、確認できなかったんですが、やはりそういう事でしたか。

  3. かまぼん ◆fMoGI9hw : 2005/07/05(火) 02:27:31 URL 編集

    ええ お陰でニュース何件もはしごしてしまいました(笑)
    まぁ、いつもの事ですが。

    今年は「改革元年」らしいですが、マスコミが改革するのはいつなんでしょうね。
    長嶋報道なんか見ててもいつまでも変わらない気がしますが…

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  1. かまぼんの視点 2005/07/03(日) 04:01:08
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