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【605:6】タイガースの強さ

  1. 名前:かまぼん 2006/06/06(火) 02:24:46
     今日、某近鉄系焼き鳥屋にタイガース久保投手コーチがコーチ数名を引き連れて来店したので行ってきました。


     で、続木コーチという方がいらっしゃいまして、座った席が近かったので話を聞かせて貰ったのですが、続木コーチ曰く今のタイガースは


    「コーチよりも上の選手が下の選手を注意する。だから強い」


    という事らしいです。その筆頭として



    「下柳、矢野、片岡、金本…」



    と並べていったので、思わず私は


    「全部他所の選手ですねw」


    と突っ込んでしまいましたw


    でも、続木コーチは「それでも良い。そういう選手を集めたから今がある」と。

     今岡クラスでもエラーしようものなら下柳が「しっかり捕れや」と怒り、ちょっと浮ついた若手がいようものなら金本が「偉くなったのう、ワレ」と一言楔を入れる。しかも当の本人はアバラ3本折れても「体から千切れて無いんなら大丈夫」と言い出続ける。


     なるほど、確かにベテランが言葉と行動で引っ張るのは違うだろう。ファイターズの場合、ガッツにはその資質はあるだろうが、他は引退したガンちゃんにしても新庄にしても稲葉にしても、また幸雄さんにしてもどちらかと言えば「優しい先輩」だろう。それはそれで悪い訳では無いのだが、チームを引き締めるベテランの存在はやっぱり必要だ。今の様な調子の悪い時ほど、そういった存在が欲しくなる。せめてナラさんを上げて欲しいところ…


     また、金本の話を聞けば聞くほど「広島イズム」が浮かんでくる。金本がいなくなっても、広島の伝統が新井や栗原に引き継がれているのかと思うと、なんだか羨ましくなってしまう。


     ま、私は途中参加でしかも横にいた方が話していたのに便乗しただけなんで大した話はしてないんだけど、なんか途中から続木コーチの方が私に向かって話している感じだったんで、なかなか楽しかったですね。



     さっき星野を散々批判はしたけど、こういう選手を集めてチームを変えたという手腕は評価しなければならないでしょうね。星野がよく言う

    「血の入れ替え」

    は、チームを変える良い手段なんでしょうね。星野SD、お見事。




     んー、奥が深い。
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【604:2】阪急阪神HD

  1. 名前:かまぼん 2006/06/06(火) 02:01:02

    プロ野球阪神タイガースの親会社、阪神電気鉄道の筆頭株主である投資ファンド(村上ファンド)代表の村上世彰容疑者が逮捕されたことに、根来泰周コミッショナーは5日、「全く外の世界の話」と語った。

    ただ村上ファンドが阪急ホールディングスによる阪神電気鉄道株の公開買い付け(TOB)に応じる意向を正式に表明したことで、実質的な阪神球団の親会社変更と受けとられる可能性が出てくる。

    野球協約第36条の6では親会社の球団譲渡には日本野球機構への預かり保証金25億円の支払いが必要と規定されている。根来コミッショナーは「どうなるか分からないが、(阪神と阪急による)持ち株会社に球団がどうぶら下がるのか。できあがりを見てから、実行委員会、オーナー会議で対応するしかない」との認識を示した。

    また同日に東京都内で開催された12球団代表者による実行委員会で、阪神の野崎勝義球団取締役連盟担当から村上ファンドがTOBに応じる意向を伝えたことなどが報告された。[サンケイスポーツ]


     持株会社による球団経営ね…

     確か昨年末に散々批判されてた気がするんだが。今回村上ファンド撤退で喜んでる阪神ファンはこの現実をどう説明する気なんだろう。単に村上さえいなければどうでも良いのか。トップが村上じゃないだけで村上がやろうとしていた事と結果的には変わらない。もちろん阪急阪神HDが上場されれば、球団の上場と同じ事になる。

     ま、そこまで行くかどうかは分からないが、そういう可能性は考えておくべきだろう。

     で、もしそうなった時に批判した人間はどう対応するのか、見ものですよ。


     ねぇ、星野さん?


     私は星野なんて一欠けらも信用していない。村上に天罰が下るというのなら、星野にも下ってもおかしくないと個人的には思っている。ドラゴンズ一筋でやってきた人間があっさり虎に寝返り、「タイガースを愛している」とのたまう。更には竜時代から目の敵にしてきた巨人の監督の話まで受けそうな勢い、まぁそれがプロと言えばそれまでだが、あまりにも節操やポリシーが無さ過ぎる。

     しかも批判が彼の得意技だが、その批判する内容を自分で実践するところがまた彼のやり方でもある。解説者時代から巨人のやり方を散々批判しておく割には、ドラフトでもFAでもやってる事は巨人と一緒。

     私は今でもKKドラフトの時の桑田への批判は忘れてはいない。そして、数年後に法大進学を公言していた山口幸司をしかも3位で指名した事も。桑田の時は「密約」で、星野がやると「熱意」らしい。アホらしくてやってられん。


     こんな奴をありがたがってるプロ野球界である限り、正しい道には進めないんだろうな。いつまでもONにすがるのもどうかと思うが、その後継が星野なんて私は絶対に認めない。たかが146勝の投手、V9を阻止しようと虎打線に甘い球を放り続けた(実際は虎打線が打てず失敗)と「八百長を公言した」投手に球界を引っ張って欲しくなんか無い。


     村上がやった事は法を犯したのだから悪い事。しかし、それはあくまでニッポン放送株の話で阪神電鉄株とは一切関係が無い。まして親会社買収と球団の今後を結びつけて「タイガースの行く末」を語るなんて話が飛び過ぎだ。まぁ、確かに村上も飛び道具としてタイガースの話はしたが、球団の上場自体は別に異論は無かったし、タイガース自体をどうこうしようなんて冷静に考えればあり得ない事くらい分かるはず。

     株で儲ける為に「勝たせる」「負けさせる」なんて語ったアホな輩が数名いたが(ツネ様とか星野とか)、金があればそんな事が出来るくらいなら巨人はもっと勝ってるし星野もV9阻止出来たはずで、あまりにも浅はかな考え方を世間が考え無しに受け入れ過ぎただけの事。


     それよりも村上の

     村上ファンドを率いる村上世彰代表(46)は5日午前、東京証券取引所で記者会見を開き「(投資の)プロ中のプロと自任していた人間が、証券取引法に違反してしまった。心から深くおわび申し上げたい」と謝罪した。「そのことでもうけようというつもりはなかった」と述べたものの、自らの判断の甘さを認めて調書にサインし、検察と全面対決する事態を避ける考えを明らかにした。

     「マーケットの憲法ともいえる証券取引法を犯してしまった。今回は私はレッドカード。即退場です」。これまで強くインサイダー取引の疑いを否定していたとされる村上世彰代表は5日、こう述べ、4日夜、調書にサインした。

     「一方通行の道に知らずに入り、後で立ち入り禁止の看板に気付いたようなもの。でもプロ中のプロとして注意して周りを見るべきだった」。違法性の認識がなかったことは繰り返したが、インサイダー取引の形式に当てはまったことを全面的に認めた格好だ。[NIKKEI NET]


     プロとしての自覚と誇りを認めてあげたい。


     ここまでの考え方を持つ人間が、一体球界にどれだけいるのか。「プロ中のプロ」として、コミッショナーを初めとした機構、球団、選手会の各人が一層の努力をして欲しい。




     …あれ? こんな話だったっけ?w

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